「風の時代」、もしかしたら占星術に興味のない方でもどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
それくらい多くの人が注目しているこの現象。
「今年から風の時代です!」「これからは個人を伸ばすとき!」と言われていますが、結局のところ…
風の時代って何!?
何で急にそんな言葉流行ったの!?
去年までは何だったの!?
私自身がとっても興味があるので、まとめてみました!
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風の時代を一言で?
先にシンプルに言ってスッキリしたい!
私なりに表現しますと、
風の時代
=木星と土星が、風の星座 (水瓶・天秤・双子座) と仲良く過ごす200年!
です!
「風の時代」は、西洋占星術からきている言葉であり、木星と土星が接近する星座が持っている性格に基づいて、語られているもの。
その性格の解釈から、「2021年からは、自由に生きる時代」と言われているんですね!
これだけでは、まだまだ理解が難しいと思いますので具体的にいきます!
Step1. 木星と土星
天体が地球にいる私たちに影響を与えると考えられている西洋占星術。
それぞれの星には性格があり、その性格・星の配置から占います。
実際に存在している10個の惑星から占うのが特徴で、どの惑星がどの星座に位置しているかがポイントとなります。
風の時代を説明する上で、まず、注目すべきなのが「グレート コンジャクション」。
グレート・コンジャクション
=20年に一度、木星と土星が大接近する現象。
・木星=チャンスの星。幸運、拡大。
どのようなチャンスがきて、何をしたら成功するかを導いてくれる。
外への広がり。
・土星= 試練の星。固定化。
何に気を付けたらよいかを導いてくれる、注意喚起のよう。
内へ留まる。
この相反する2つの惑星の大接近は、簡単に表現すると「破壊と構築」。
「今あるものから、形を変えて作り直して定着化!」、という変化の時期に入るそうです。
そんな大きな節目、直近でやってきたのが2020年12月です。
木星も土星も水瓶座の位置にきて、一番の大接近が2020年12月22日でした。
この水瓶座接近をスタートに、これから、双子座・天秤座に接近していきます。
それを繰り返し約200年続いていきます。
昨年末あたりから急に風の時代が注目された理由は、
グレート・コンジャクションが水瓶座で起こり200年ルーティン始まった!
からなんですね!
200年ルーティンって何ぞや?
すみません、私が勝手にそう名付けました。もう少し詳しくご説明します!
Step2. 4つのエレメント(元素)
次に理解しておくと良いのが、4つカテゴリー!
西洋占星術にはエレメントがあります。
12星座を4つのエレメント (自然界の四元素)に分類したものです。
【火】牡羊座・獅子座・射手座
【地】牡牛座・乙女座・山羊座
【風】双子座・天秤座・水瓶座
【水】蟹座・蠍座・魚座
【火のエレメント】
直感・能動的。
火そのもの、情熱的で上昇思考。自己主張が強く楽観的。
【地のエレメント】
感覚的・物質。
名の通り、地に足をつけたような真面目さ、安定志向。
【風のエレメント】
思考・知性。
風のように流れのままに。流動的、高いコミュケーション。
【水のエレメント】
感情的、感覚的。
高い共感能力と霊感。境界線をなくし結び付ける力。
グレート・コンジャクション (木星・土星の大接近) が、エレメント内の星座で順番に起こります。繰り返し起こり、次のエレメントに移り変わるのが200年周期!
この200年間のことを各エレメント名を使い、
【火の時代、地(土)の時代、風の時代、水の時代】
と呼んでいるのです。
Step3. 地の時代から風の時代へ!
今は移り変わりの時期!
ここまでご紹介した通り、
「12星座を分けたエレメント(四元素)【火・地・風・水】から時代の名前が付けられており、200年周期で変化する!」
ということが、占星術を基にした流れです。
2020年12月22日 水瓶座
2040年10月31日 天秤座
2060年 4月 8日 双子座
2080年~ 水瓶座→天秤座→双子座...
水瓶座・天秤座・双子座をぐるぐるするのですが、この3つの星座は「風エレメント」です。
そう、風!
風の時代に入ったー!
時代は【火・地・風・水】の順に移り変わり、起承転結となっていると言われています。
そうです、
今、【地の時代】から【風の時代】へ。
変化としては、"2020年12月22日に急にいきなり風の時代にチェンジ!" というわけではないようです。
太陽系の一番外にあり「破壊と再生」の性格を持つ冥王星。
その冥王星も2023年3月に、木星・土星の動きのように山羊座から水瓶座に入り、2024年11月には完全水瓶座入りします。
このことから、
2020年~2023年は時代変化による不安定な時期であり、2023年以降に風の時代が本格化!
という時代の流れになります。
ちなみに、200年先にやってくる【水の時代】は、2159年12月21日の蠍座でのグレート・コンジャクションから始まるらしいです…
ん?200年じゃなくない?笑
"だいたい" 200年周期と思っておきましょうかね。
とにかく、私たちが生きているうちは、これからずーっと風の時代ってことです!
地の時代 (今まで)
私たちが誕生して今まで過ごしてきた【地の時代】とは何だったのでしょう?
地の時代は、エレメントの通り「地に足をつけた」時代でした。
とってもさかのぼって200年前、1820年に産業革命がありました。火の時代から地の時代へ移り変わった大きな出来事のひとつです。
地エレメントそのままで、物質に重視しています。
そして1900年代は世界が国同士で所有地・所有物の奪い合い…。
土地、お金、権力が大切とされていた時代。
一般においては、乙女座さんの性格のようにコツコツ地道に行くのが善。
私たちの生活も、まさにそうでしたよね。
社会人でいえば、ひとつの企業に勤め昇進することが一番の道でした。
真面目に勤めることで、キャリアもお給料も上がり、最後には退職金がしっかりいただける時代です。
銀行では金利も良く、お金を預けて貯めることが最善。
保険、不動産などの目に見える資産重視。
私たちのこれまでは真面目で物質的な生き方でした。
これがインターネット普及・発達により少しずつ変化していっています。
こうして今振り返ると、風の時代への準備がもう始まっているかのようでしたね!
風の時代 (これから)
今、迎えている【風の時代】とは、
風のように目に見えないものが大切となる時代です。
キーワードは、知性・情報・コミュケーション・科学。
これまで以上にインターネットの世界が広がり発展していくことでしょう。
教育の在り方もこれからどんどん変わっていくこととなるはずです。
これもまさにそう!
COVID19、2020年パンデミックから一気に生活が変わりました。
「New Normal (ニューノーマル)」と言われ、今まで無かった普通でないライフスタイルが普通になった大変化。
私たちは今、本当に大変な時期を過ごしています。
きっとこの辛い大変化も落ち着くときが来るでしょう。(来てもらわなくちゃ困る!)
ホロスコープ的には、もうすぐだ!
形ないものに対して、柔軟に。
知識を深め、思考力を高めていきましょう!
最後に
私なりに丁寧に順序立ててみたのですが、いかがでしたでしょうか。
記事や動画など様々な場面で「風の時代」を見聞きしているうちに、「結局のところ何の意味があるのだろう…?」と疑問に思ったところから、勉強し、まとめてみました。
こうして見ていくと、世界の時代の大きな変化は、4つの時代の流れに沿っている!と思わずにはいられません。
個人的には、ますます占星術やホロスコープに興味が出てきました!
どこまで何を信じるかは自由ですし、恐れる必要もないと思います。
風の時代関係なく、世の中は大きく変わっていることは目に見えて確か (ステイホームとかオンライン重視とかね!)。
自分のペースでゆっくりその変化に合わせていきましょうね。
私も、固まってしまっている思考をほぐして、柔軟に対応していきたいと思います!
★次の記事★
私が思う風の時代!
★合わせて読みたい★
星座の性格を知ると「風の時代」がもっと楽しくなります!
参考にさせていただいた記事:
・vol.085 新しい時代「風の時代」のスタートとは
https://www.villalodola.jp/magazine/column-085/
・鏡リュウジさんに聞く「風の時代」
https://numero.jp/20210409-ride-the-wind-1/
・The great conjunction 2020 Astology meaning (by Cosmopolitan web site 英語サイトより)
https://www.cosmopolitan.com/lifestyle/a34978664/great-conjunction-2020-meaning-astrology/
※上記だけではなく、独学の知識を交えて執筆させていただきました。