11月1日~2日は、メキシコ大祝祭「死者の日」!
前回の記事では、死者の日について、そして亡くなった人たちをお迎えするために欠かせない祭壇についてご紹介させていただきました。
死者の日当日に、セルフメイクでカトリーナになりました。
今日は、エッセイ漫画付きでその模様をお届けいたします!
「カトリーナ」について
まずは死者の日おさらい!
死者の日とは、11月1日~2日に行われるメキシコの伝統行事・風習です。
祭壇を作り、大切な故人をこの世にお迎えし、私たちが生きている喜びを分かち合います。
日本のお盆のようなものですが、メキシコは粛々と想うのではなく、カラフルにお祝い!
パペルピカドと呼ばれる切り絵を飾り、街は色とりどり。
そして当日はガイコツのフェイスペイントや仮装をしてその日を楽しみます。
◆詳しくはこちらの記事をご覧ください☆
スポンサーリンク
カトリーナとは?
カトリーナ (Catrina) とは、エレガントなガイコツ女性のことです。
ガイコツが貴婦人のような華やかなファッションに身を包んでいる姿で、イラストは怖いものが多いですが、仮装は素敵なんです。
死者の日の祭壇にはガイコツ、仮装をするならカトリーナが定番です。
↑この絵は、1913年、イラストレーターのポサダ氏 (José Guadalupe Posada) が描いたものです。
貧富の差が激しいメキシコ。
お金持ちたちは豪遊し楽しみ、先住民たちは貧しく苦しい日々を過ごしていました。
ポサダ氏は、先住民の伝統風習「死者の礼拝」を守るために、物語りを描き、その挿絵がこのカトリーナのイラストでした。
つまり、「カトリーナ」は、貴婦人の家に住み込むで働く先住民を表現したものであり、死者の日のために描かれたものではなかったのです。
しかし、死者の日の象徴としてメキシコに広まり、今では愛すべきアイコンとして有名なものとなっています。
「死者の日 カトリーナ」で画像検索しますと、カトリーナのメイクやファッションの写真が色々出てきますので、お試しください☆
私の初カトリーナメイク!
エッセイ漫画
私のカトリーナ セルフメイク
フェイスペイント初心者さんには「フェイス・タトゥー(シール)」が良い!
一時的なタトゥーということで、水で洗い流せます。メイク落としがあるとさらに簡単!
タトゥーを肌にピタッとくっつけた状態で、水に濡らしたら肌に貼ることができます。
マンガにも描きましたが、私失敗したんです。
洗面台に片方置いていたんですが、水に一部が濡れてしまって。シートに引っ付いてしまい顔に貼れませんでした…。
肌に付けるまでは完全ドライな状態が必須でした…知らんかった!泣)
しかし、自分で描き足して乗り越えましたよ。
フェイスペイント用のクレヨンで、模様も描いて完成!楽しかったです!
完成はこちら!
…初めてにしては良くない?
目の円・こめかみの葉っぱ・のどのバラの花はタトゥー(片目の半分は手描き)、それ以外はペイントです。
アイメイクは普通にメイク道具です。
写真は色補正で盛れていますし、アイメイクで目のサイズ3倍!(笑)
実物とえらい違いますが、どうかあたたかい目で見てやってください。
とにかく、メキシコ人の夫や友人に好評で良かったです!
↑私が使ったタトゥーシールに近いものは、目の円が赤色のものです。
最後に
カトリーナメイク、セルフでいける!
意外に簡単でした!
大胆に顔を白塗りにしても素敵ですし、控えめにアイメイクと口元のガイコツ線だけでも可愛いと思います。
とにかく、躊躇せず描き塗っていくことがポイントだと思いました。
誰かにやってあげたいなぁ…。
来年もチャンスがあればやりたいと思います☆