英語学習で覚えた「ABC」から始まり「XYZ」で終わる26文字のアルファベット。
スペイン語にもアルファベットがあります。
英語のアルファベットと並びがほぼ同じですが、読み方が違います。
スペイン語会話ではその読み方を使う事は少ないですが、覚えておくと便利な時もありますので、ご紹介します!
スペイン語「アルファベット」
「アルファベット」はスペイン語で何と言う?
「アルファベット」、英語では「Alphabet」と言いますが、
スペイン語では、
「Alfabeto (アルファベト)」
または
「Abecedario (アベセダリオ)」
と言います。
私はスペイン語クラスでAlfabetoの方をよく使っていました。スペイン語学本ではAbecedarioと紹介されていることが多いです。
中南米ではAbecedarioの方が多く使われていると聞いたことがあったのですが、メキシコ人に聞きましたら、「どちらも同じくらい使われている」とのことでした!
スペイン語アルファベットは27文字
英語のアルファベットは「ABCDEFG HIJKLMN OPQRSTU VWXYZ」の26文字です。
スペイン語はそれらに「Ñ」を加えた27文字になります。
スペイン語アルファベット一覧
LとRについて
LもRもカタカナで書くとどちらも「エレ」ですが、実際にスペイン語で発音する時は、Lは舌を巻かないエレ(ele)、Rは巻き舌のエレ(erre)です。
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アルファベット読みの使い方
スペイン語アルファベット、一語一語の発音は「ア、ベ、セ、デ…」と言いますが、アルファベットを組み合わせて単語にした時は、ほぼカタカナ読みになるので日本人にとっては読みやすい言いやすい!
例:
mesa (メサ) =デスク
libro (リブロ) =本
「じゃぁ、アルファベットの読み方は覚えなくてOKでは!?」と思われるかもしれませんが、覚えておくとやっぱり便利。
私が実際に必要だった/便利だと思ったケースを紹介します。
①名前やメアドを教える場合
お店など何かのサービスで名前やメールアドレスを聞かれる時があります。
その時に一語一語言う時には、やはりアルファベット読みが使われます。
私の名前「Aya」を口頭で伝える場合:
「アヤ」と伝えて、一度で理解してもらえること、稀です。
「アヤ」は名前としてでなく、別のスペイン語単語「Alla (アジャ)」に変換されてしまうようで、「え?名前がAlla?」と混乱されるメキシコ人が多いです。
そんな時は、アルファベットで説明します。
このように言うとすぐに理解してもらえます。
②LかRかを伝える場合
「Aya」でしたら、「ア、イグリエガ、ア」で簡単ですが、アルファベットで伝えてもわかりづらいものがあります。
それがRとLです。
L (エレ, ele)
R (エレ, erre)
カタカナではどちらも「エレ」!特に日本人は難しいですよね!
そんな時は「de」を使って補足します。
deとは英語でいうof、「~の~」という意味です。
「L de 〇〇〇」と使い、〇〇〇にはRから始まる簡単な単語を入れます。
"L de Libro."
(エレ デ リブロ)=本のL。
"R de Ropa."
(エレ デ ロパ)=服のR。
「Aya」もdeを使って伝えることも出来ます:
Aya,
A de Angel (ア de アンヘル)
Y (イグリエガ)
A de Angel (ア de アンヘル)
「Y」はわざわざdeを使わず「イグリエガ」で伝えた方が早いです。
Angel (アンヘル)は天使という意味です。
自分の名前のアルファベットだけでもどう伝えるか事前に知っておくと、いざという時に便利です!
最後に
スペイン語のアルファベットは「Ñ (エニェ)」が入り、難しそうに見えますが他は英語と並びが同じなので覚えやすいです。
ただ、発音は全く違うので覚えるしかありません。
偉そうに言っていますが、私はいまだに英語と混じってしまいます。笑
まずは、自分の名前やメアドをどう説明するかだけでも覚えておくと良いですよ!
英語でもBとDでわかりにくい時に「BookのB」「DayのB」と言ったりしますよね。
私は「A de Angel」「天使のA」が可愛らしくて気に入っています。結局「ア」で通じてしまうのでそんなに使っていないんですけどね!
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