起承転転結が面白く展開した私の海外初カフェ個展。
メキシコカフェでまさか私の絵を展示させていただける日が来るなんて。不思議でありがたい経験でした。
👇初めてのメキシコカフェ個展
①→メキシコカフェに片想い!
いまココです★
②→両想い -カフェ展示準備
https://aluaya.com/entry/cafekoten/mude/2
③→カフェ個展開催!カフェとの出会い
第1回目の個展期間中に
私にとって海外初めての個展は、メキシコ・レオン市内のセントロにあるカフェでした。
Gato Negroカフェという素敵なカフェです。
壁をお借りして作品展示を1カ月間させていただいたのですが、その期間中は毎週Gato Negroカフェに行くようにしていました。
その空間に浸りたくて。
作品を見て下さる方に挨拶をしたかったのもありますが、カフェに利益になるように私もコーヒー&食事で微力ながら貢献しようという気持ちもありました。
常連さん並みに通いましたよ!
ある日、いつものようにGato Negroカフェに向かう道中、素敵なお店を見つけました。
ブルーの外壁と、開いている窓から見えた可愛い店内。
車で横を通っただけでしたので一瞬でしたが、その一瞬で心惹かれました。
外観から一目惚れをしたのは、初個展のGato Negroカフェと同じ。
もうそこから運命だったのかも!
気になって仕方ない
「素敵なカフェだったなぁ…。カフェだよなぁ。壁どうなってるのかなぁ。」
「きっとあのお店は私の花模様が似合う気がする…」
心惹かれて以来、セントロへ行き、車で横切る度にチラッと見ていました。
私の絵を飾ったらどうなるかな、合いそうだなぁと素敵な予感が。
しかし、ひとりで入店はしない小心者です(笑)
普通のお客さんとして一人で入れば良かったんです。ただコーヒーを飲みに行けば。
しかし、すでに惚れて「カフェ展示」を想像していたので、勇気が出ませんでした。しかもそのカフェ、オープンな感じというよりは隠れ家的な雰囲気もある。
ドキドキしちゃう!w
目的が違うと緊張するものですよね。
一瞬の一目惚れ、それから想う日々が続いた出会いでした。
片想いのような感じ!
勇気と確信
気持ちの変化、前向き!
第1回目のGato Negroカフェ個展開催中、車で通る度に、片想いカフェをチラ見していた私。自分でも思います、早く入店しろよって。
しかし、大きな一歩を踏み出す時が!!
カフェ個展が終盤になる頃には、2回目も開催したい気持ちがありました。
Gato Negroカフェさんに次回もお願いしたい気持ちもありましたが、続けてやるのはカフェ的にもどうなんだろう?と。きっと他の展示もしたいですよね。
「来年か再来年に、別のカフェで展示させて欲しいなぁ。カフェ個展やっぱり好きだなぁ…」なんてぼんやり思ってはいたのですが、ここで強い気持ちが湧いてきたのです。
「前向きな気持ちがある内に行動に移さなければ消えちゃう!」
弱い自分を知っているので、もし今行動をしなければ、時間が経てば経つほど個展へのやる気をなくしていくはず。
なくすというか、気持ちが折れて、一目惚れしたカフェを忘れようとしちゃうはず!
せっかく気になったカフェが見つかったのになぜ入らない!?
本当に片想いのよう。
告白できなくて、気持ちをなかったことにするパターンです。
次回へのカフェ個展の意欲があるうちに、片想いカフェにコンタクトを取れなければ。
自分の弱さを知るがゆえ、気持ちを奮い立たせる私。
友人が作品展示を見に来てくれてGato Negroカフェで一緒にお茶をした後、ひとり歩いてその片想いカフェへ向かいました。
自分の気持ちをちゃんと伝えよう!!
ついに入店!
ポジティブマインドのまま、気持ちで入店!
スペイン語をしっかり準備もせず入店です。
これまで、片想い期間があったのに、なぜ計画を立てなかったんだろうか…
でも、「オーナー」と「展示させていただけないですか?」という言葉だけは、初回のカフェ探しでメモしていたので大丈夫!
…大丈夫なのか?(笑)
今振り返ると、やっぱり作品持参とか話す内容を準備した方が良かったと思います (^^;) しかし前向きな気持ちがあったので、その時は全然不安もありませんでした。
気持ちって大切ですね。
入店したら、窓から見えていた通りでした。
素敵なカフェ。
壁を見たら、なんと。
展示にぴったり!
可愛い可愛い可愛い!!!
額縁をさらっとおしゃれに飾ってあるこのセンス。
外から見ることが出来なかった、メインの壁を入店してやっとしっかり見ることが出来ました。
一瞬で思いましたよ。
☑ 額縁がある
=釘が打ってある
=絵が飾れる
=私の絵が展示可能!
☑ セントロ内で場所良し
☑ 外観趣あり
☑ 店内素敵
☑ 壁大きすぎない
☑ 私好み!
入店して瞬時に「壁合格!」と思いました(笑)
やっぱりこのカフェに絵を飾らせていただきたい!!
そのまま、お店のスタッフさんに声をかけました。
ファーストコンタクト
お店にはメキシコ女性スタッフが二人いました。
お客さんが少なく、ゆったりした雰囲気でしたので、カウンターから声をかけました。
私:すみません。
笑顔でこっちを向いてくれたお二人。その優しそうな感じに安心し、すぐに続けました。
私:オーナーと話したのですがいらっしゃいますか?
店:私です (^^)
二人いたうちの一人がオーナーでした!
後にわかったのですが、もう一人の女の子はオーナーの身内で家族経営でした。そういったところも素敵。
私:初めまして。私、絵を描いているのですが、この壁に作品を展示させていただけないでしょうか。
店:…いいよ!
お二人はいきなりのことで驚いていたようにも見えましたが、すぐに快諾してくれました。
初対面でいきなりOK。
逆に私が心配になりました(笑)
私:え?良いんですか?私の作品見ますか?あ、私日本人で、夫はメキシコ人で… (若干パニックw)
店:展示全然良いですよ (^^) 今度改めて話しましょう!
私:ありがとうございます!また来ますね!
このような感じであっさり展示OKとなりました。
自分でいうのも何ですが… 私は悪さするようには見えないので信頼してくれたのかな?ただのぽっちゃり日本人ですから(笑)
こうして、勇気を出して声をかけさせていただき、無事に快諾いただいたのでした!
二度目はコーヒーを飲みながら
カフェについて
即答で作品展示のOKをいただいた私。私の片想いが少し実った素敵なカフェ。
そのカフェは、
Café Mudéjar (カフェ ムデハール) さんです。
後で聞いたら、インテリアや看板はオーナー旦那さまが作られたそう。
素敵素敵素敵ー!
Gato Negroカフェさんと同じく、メキシコの良さと温かい雰囲気が出ている素敵なカフェです。
初めての入店では、ただカウンター越しに「展示させてください!」とお願いしただけでしたので、二度目の入店はお客さんとしてコーヒーをいただくことにしました。
メキシコ女性のカフェオーナー Teさんが笑顔で迎えてくれました。
コーヒを飲みながら、具体的に個展について相談することに。
カフェ個展決定!
オーナーTeさんと初めてしっかり対面でお話し。
よく私のスペイン語で会話してくれたよな… 詳細決めるのに私のスペイン語レベルではなかなか大変で、何度も聴き返したり、大切な事は紙に書いて理解していただいたり。
優しく対応してくださったことにまず感謝!
作品については、Gato Negroカフェの作品展示の写真やインスタ投稿の写真を見せて紹介しました。
1度個展やっておくと本当に便利。
すぐにイメージを掴んでもらえるし、信頼度も増す!
しかもTeさんは、Gato Negroカフェさんともお付き合いがあるようで、すぐに「素敵!」と作品展示に前向きになってくれました。
Teさんも、「このカフェに絵が合いそう」と思ってくださり、ひと安心。
それから、展示期間やお金のこと、イベントをやるかどうか等を具体的に話しました。
私は紙に決まったことを書いてまとめ、1枚はTeさんに渡し、もう1枚は自分用に。情報をしっかり共有することを心掛けました。
スペイン語がグダグダだったのでね(笑) 認識の違いが起きないためでもあります!
詳細をまとめた紙を共有したことにより、正式にカフェ個展の開催が決定しました。
(という、認識をお互い持った感じです。)
準備期間を考慮して、翌年に開催を決めました。2年連続メキシコでカフェ個展が出来たということです。
ありがたき幸せ!!
ここから Café Mudéjarさんとの繋がりが始まったのでした。
まとめ
初めてのカフェ個展では、キャンセルからのご縁で大成功。
その期間中に偶然見つけたカフェに一目惚れし、勇気を出して入店し展示のお願いをしたのでした。
結果はあっさりOK。
オーナーさんのフランクな感じに救われたファーストコンタクトでした!
この出会いは良縁で、のちに素敵な展示をすることが出来たのです。
声かけて良かったー!
長文ご覧いただきありがとうございました。次回はカフェ展示の準備等を紹介します。
引き続きご覧ください (^^)