①→イケメンオーナー出会いと別れ
https://aluaya.com/entry/cafekoten/gato/1
②→新たな出会い!メキシコカフェhttps://aluaya.com/entry/cafekoten/gato/2
③→いまココです★④→初個展ついに開催!
メキシコカフェで絵の展示をさせていただくまでのストーリー。
ダリの突然のキャンセル→友人の救いの手→導かれるように決まった素敵カフェ!までを①と②で書きました。
今回はカフェ個展へ向けた制作~搬入までです!
メキシコで画材準備
日本から持ってきたもの
①で書きましたが、私は昔から絵を描いていました。でも個展をしたのはもう10年以上前…歳とりましたね。個展はもうやらなくていいとも思っていたし、自然と絵を描くことからも離れていました。
それなのに!
メキシコ移住の時に、画材道具は持ってきていたんです。
昔々のカナダ1年滞在のときも、鉛筆(デッサン用)と色鉛筆はスーツケースに入れて持って行っていました。
「長期滞在で画材持参は絶対!」みたいになっています。
習慣になっているのかもしれません、絵を描きたい・描かない関係なくメキシコにも持ってきていました!
その無意識の行動を褒めてあげたい。
そのおかげでメキシコで一式を買わずとも、絵の制作を始めることが出来たんですからね!
日本からの画材・文具:
・鉛筆&色鉛筆
・イラスト・製図用ペン
・筆
・パレット(陶器)
・絵の具
・コンパス
・メジャー
・B3パネル(別送で)
メキシコの画材屋さん
個展のための制作にあたり、メキシコで画材を揃えました。個展が決定する前は、絵の具とかパネルが全然無かったので、まずそれを買うところから。
私がいつも画材を買っているところはHiper Lumenさんです。
簡単に説明しますと、メキシコの一般的なPapeleria (文房具店)を何倍にも大きく綺麗にして、さらに画材まで揃えた感じのお店です。
東急ハンズの文具・画材コーナーがお好きな方におすすめ!
ここで買ったもの:
・スケッチブック
・布パネル
・絵の具
・パレットナイフ(へら)
パネルと絵の具が結構な出費になりました… 数点制作するので必要経費です。
Lumenの絵の具コーナーは楽しいですよ。私はグリッターアクリル絵の具(きらきらするやつ)が気に入り数個買いました!
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絵画制作スタート!
海外で絵を制作する方へ、私がやっておいて良かったことをシェアします!
Q. どこでどうやって?
A. 自宅で。食卓テーブルにビニール袋を広げて!
現在は制作用のデスクがあるので便利なんですが、初めてのメキシコ個展に向けた準備期間中は、何もありませんでした。
普通の円卓テーブルに大きなパネルを置いて、絵を描いていました!
汚れ防止として、大サイズの透明ビニール袋を見開き状態にして、テーブルに敷きました。
まじでこれやっておいて良かった…。
絵の具は気をつけていても飛んじゃったりパネルサイドを塗ったときにテーブルに絵の具がついちゃいますからね。
サイズ計算はやっておいた方が良い
例えば日本在住ですでに作品が揃っている状態で、のちに展示会場が決まった場合は、事前準備は楽だと思います。
海外にいて「無」からの個展準備の場合、
制作開始して早い段階で個展会場のサイズは把握しておいた方が良いです!
制作点数やパネルサイズを先に決めておくほうが無駄がないですからね。
そして、その場所を貸してくださる方に、何度か会ってコミュニケーションをとっておけるというメリットも。
私のダリの件のように、会っていない間に変更!キャンセル!ということもあり得ますから、海外は。
私は、カフェ個展を快諾してもらってから後日、改めてカフェへ行きました。お客さんが増える時間帯より早めに行き、可愛いオーナー兼メインスタッフさんへご挨拶。
許可を得てから、壁の採寸をひとりでやりました。
それから、コーヒーを飲みながらレイアウトのアイデア出し。
絵のアイデアは実際は変更しましたが、これでパネルの点数を決めたり、だいたいの全体イメージがつきました!
これをやっておくと制作プランが立てやすいのでおすすめです!
SNSで告知、オーナーの協力も!
ありがたいことに、オーナー兼メインスタッフTaさんとLoさんからご提案いただき、カフェのSNSアカウントで個展の告知をしてもらえました。
これ、大事!!!!
私はSNS投稿を見て、カフェ個展「決定」と信じることができました!
メキシコは展覧会に限らず、どんな変更があるか当日までわかりませんから(笑)
投稿は証拠です!
私も許可をいただき、自分のアカウントで告知を始めました。
ついに搬入!
展示期間
展示期間は約1カ月間。
お店の休業曜日の翌日スタートにしました。あとは、10月のハロウィンなどの大きなイベント前に終了しよう、ということに。カフェのインテリア等の変更も考慮してです。
レイアウト当日変更
搬入は休業日の夜にさせていただきました。
皆さんも休みたいのに手伝ってくれてね。優しすぎました。
私が展示させていただく壁には、元々ねこの絵や写真が飾ってありました。
すでに釘がある状態。
私はその釘に絵を掛けるだけのつもりでレイアウトを決めていました。
スケッチブックのレイアウト案をカフェの人たちに見せて、こんな感じで絵を掛けていきたいと伝えたところ、
「この額は作品の下に掛けた方がいいよ!」
と言ってくださり、新たに釘を打ってくれました。
私なんかのために、カフェの壁に穴をあけても良いんですか!?
なんて優しいの、なんてフレキシブル!
そのおかげで、どこかのターブルに立てれば良いかなと思っていた、プロフィールと作品紹介パネルの額縁を壁に掛けることができました。
予定よりだいぶ時間がかかった搬入でしたが、カフェの皆さんと夫アルさんの助けのおかげで素敵な仕上がりになりました!
まとめ
今回は、カフェ個展に向けた画材調達や制作・搬入について書きました。
書きながら、「あぁ、こんなこともあったなぁ」となつかしい気持ちに。また絵の具で制作してみたくなってきた!
次回は【カフェ個展への道】ついに個展開催!
起承転結の結!最終章です☆
最後までどうぞお付き合いください!