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【カフェ個展への道①】イケメンオーナーとの出会いと別れ

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By Ayanorosa

メキシコに移住してから3年目、カフェで個展を開催させていただきました。

それはスムーズに出来たわけではありません。メキシコですからね(笑)

起承転結で言うならば、起承 転!転!結って感じです。

【カフェ個展への道】
①→いまココです★
②→新たな出会い!メキシコカフェ

https://aluaya.com/entry/cafekoten/gato/2

③→メキシコで絵の制作!

https://aluaya.com/entry/cafekoten/gato/3

④→初個展ついに開催!

https://aluaya.com/entry/cafekoten/gato/4

 

自己紹介としてその時の様子を書きたいと思います。

今回は起承転!編。長文ですがお付き合いください。

カフェ好き、絵を飾りたい 

日本で開催した「大好き展」

メキシコのカフェ展示への道の前に、少し昔の私のことを紹介させてください。

元々、絵を描くのが好きで、日本では友人と二人展を開催したことがあります。

それも3年連続。

 

「大好き展」と称し、展覧会ごとにサブテーマを決めて毎回新作を展示していました。

 

ギャラリー展示2回と、カフェ展示1回をさせていただいたのですが、特にカフェ展示が楽しかった思い出があります。

ご夫婦と奥さんの妹さんの3人で経営されていたカフェで「くまカフェ(仮)」と言います。

 

募集に応募したのか、自ら営業にいったのかは記憶にないですが、そのカフェがちょうど壁をレンタルしたいと思っていたタイミングで、私たちがカフェ展示をする第1号でした!

オーナーである旦那さんの本業はデザインで、そこも私の専攻と通じるものがあり親近感。カフェの上にあったデザインオフィスまで見せてくれました。

 

オーナーがデザイナーだけに、カフェ自体がすっきりまとまったデザイン。

絵を飾らせていただいたら、自分で言うのもおこがましいですが、カフェの雰囲気に合っていて最高でした!

 

素敵なカフェ。

優しいオーナーたち。

自分たちの絵を眺めながら食事やお茶をするお客さん。

その空間全体が大好きでした。

もう、展覧会名にぴったり!

 

この展覧会はもう10年以上前の話です。くまカフェさんも閉店しています。

自家製カレーが絶品なカフェだったなぁ。

今でも恋しい大好きなカフェです。

 

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10年経てば自分も変わる

その3年連続でやった展覧会のあと、友人は東京で転職し、私はワーキングホリデー

でカナダへ。帰国してからも色々変化はあり、「展覧会をしたい」という意欲は出ませんでした。

もう満足しちゃったんでしょうね。

今後ももうやることはないなぁ…と冷めた感じでいました。

 

人生の転機がつまった私の海外ヒストリーも読んでいただけたら嬉しいです。

aluaya.com

 

と、思っていたら、新たな気持ちが。

 

国際結婚してメキシコに移住してから、だんだんと趣味で絵を描くようになり、また「カフェ展示したい」気持ちがわいてきたんです。

 

やっぱり気持ちって変化するものですよね。

「こう決めた」と思ったことでも時が経てば自然に逆の発想や気持ちが出てくる。

 

そこからメキシコのカフェに関心を持つようになりました。

カフェ巡りというか、無意識の「展示が出来る壁探し」です(笑)

 

ちなみに友人とは東京-メキシコで今も連絡を取り合っています。

今でもお互いに「いつかまた大好き展やりたいね」と言っているのでいつかまた開催できたら最高だなぁ (^^)

 

メキシコで初めての声掛け

見つけた!展示できる壁!

「メキシコで個展をやってみたいな」とぼんやり思ってから、カフェに行く度に無意識に壁チェックをするようになっていました。

 

カフェに自分の絵が合うのか。

飾ってもカフェに迷惑かからないか。

壁の大きさと作品数とのバランス。

入店し初めに見るのはテーブルでなく壁です(笑) 

 

そんな中、気になるカフェを見つけました!

 

セントロ(ダウンタウン)にあるカフェで、口コミやインスタで可愛いと思っていました。友人を誘ってそのカフェに行き、嬉しくなりました。

 

壁、合格!(笑)

 

もう釘あるじゃん!額をかけるだけじゃん!

場所もセントロで良し、店名も店内も可愛らしい。ここなら展示させてもらえるかも!

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お気に入りの席 (撮影は許可済み)

スペイン語でお願い

そのワクワクした気持ちが消える前にと、友人がコーヒーを飲んでいる間に私はレジにいたスタッフのところへ行き、お願いしてみました。

 

「私は日本人で、絵描きなんですがカフェの壁貸してくれませんか?」と。

 

これさ、日本語だったら全然ストレスゼロなんですよ。

日本でもやっていたことですからね。経験済みです。たとえ返事がNOでも、また普通にお客さんとしてカフェに行けば良いだけ。

 

でも、この時、実際はスペイン語ですからね。

スペイン語レベルが中の下…いや、下の上な私にとっては、結構勇気の要ることなんです。

 

事前にメキシコ人 夫のアルさんにスペイン語フレーズを聞いておき、スマホにメモしておきました。

スタッフと話すときは、メモなしで頑張ったのですが、暗記したこと全然言えませんでした(笑) でも何とかお願いできましたよ!

 

ありがたいことに、スタッフがオーナーの連絡先を教えてくれました。

メッセージを送り、後日、そのカフェでオーナーと会うことが出来ました!

カフェオーナーがイケメンだった話

ダリが来た!

カフェオーナーとの事前のメールやりとりで英語が話せることがわかり、ほっ。

私の英語は完璧ではないですが、スペイン語よりはマシなので、交渉は英語の方がリラックス出来ます。相手にとっても会話がスムーズの方が信頼しやすいはず。

 

そのカフェで会って直接展示について話すことに。

 

待ち合わせは私は先に到着し、アイスコーヒーを飲みながら待つこと数分。

ついにオーナーがやって来ました。

 

やだ…イケメン!!

 

ダリやん!!!!

 

ダリってご存知でしょうか。

スペイン出身の有名な画家、サルバドール・ダリ氏。

口ひげが上向きの個性的な肖像画が有名なので、検索したら出て来ると思います。

 

カフェオーナーというよりアーティストのような雰囲気の、紳士的な人でした。

 

ダリとの会話

オーナー(以下、ダリ)とは、自己紹介をしつつ色々な話をすることが出来ました。

 

印象的だった会話はこちらです:

 

ダリ:君の専攻はアートだったの?

私 :デザインでした。でもアートの方が好きです。

ダリ:僕もアートが大好きなんだ。

私 :オーナー自身の雰囲気からわかります。

ダリ:(笑)

私 :オーナーの専攻は何でしたか?

ダリ:Philosophy。

私 :フィロソフィー…

   …素敵ですね。

 

フィロソフィー!?

てっきり、アートとかデザインとか、経済学とかの返答が来ると思っていたら、

フィロソフィー!

フィロソフィーって何ぞや!? 意味を一瞬忘れてしまい、素敵ですねとか言えませんでした!

 

フィロソフィーは「哲学」という意味です。

名言の数々は哲学から来ているもの。

 

ダリに哲学、似合う!

 

展示交渉は成功!

実際のカフェ展示に向けた話は、ダリが初めから興味を持ってくれていたので、とってもスムーズで良かったです。

インスタに載せていた絵や、持参した絵を見せたら、「カフェに合う!」と気に入ってくれました。

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持参した作品

 

ダリが賛成してくれて、

「お客さんを集めてトークショーやる?」

「何かイベント開催する?」

「〇〇というアート雑誌に宣伝も可能だよ」

と次々にありがたいアイデアを言ってくれました。

 

しかし、小心者な私。スペイン語が話せない私がトークショーなんてやれるわけない!(笑) それは正直に話してお断りをしました。

メキシコ初個展は自分のキャパを越えてはいけない…。

 

私がイケメンオーナー ダリとの会話で、決まったことはこの二つ。

・1カ月間のカフェ展示

・アート雑誌掲載(宣伝)

 

展示するまで、何でも質問して良いし、カフェにいつもで来てね!と優しい言葉もいただきました!

自らメキシコで交渉することが出来て本当に嬉しかったです!

 

転!

カフェの壁の採寸

その1~2週間後、夫と一緒にカフェに行きました。

夫もカフェ展示が決まった事を喜んでくれていたので、どんなカフェか見せたかったのと、壁のサイズを測るためです。

 

メジャーを持っていき、お客さんがいない時に壁を採寸。そのサイズから作品数やレイアウトを考えていくためです。

 

カフェオーナーのダリは不在でしたが、一番初めに展示のお願いをしたスタッフがいました。

その女性スタッフに展示決定の報告とお礼を:

私 :あなたのおかげで、オーナーと会えました!

女性:良かったね!

私 :今日は壁の採寸させていただきますね。

女性:採寸はOKなんだけど、閉店するんだ。

私 :ん??

女性:この店、終わるんだよ

 

えーーーーーー!!!!!!

 

突然の閉店ガラガラ!

笑顔でお礼と採寸許可、からの閉店発言!

閉店って「営業は21時までです」の「店を閉める」意味では無いんです。

「お店がなくなる」ってことです!

 

スタッフ:

この店はフランチャイズで、本店と意見が合わなくて閉店が決まったらしい。今月末で閉店するから…あと4日後にはお店がなっちゃんだ。

あなたには申し訳ないけど…残念だね。

 

でぇぇぇぇぇぇーーーー!

 

そんな急な話あります?

カフェ個展開催が決まってすぐに閉店決定。

私の採寸来店があと1週間遅かったら、閉店を知らないままお店がなくなっていたってことですからね?!

 

報連相!

ほうれんそう!

報告、連絡、相談はどこいった、ダリ―!

 

慌てて夫に報告したら、夫もびっくりしていました。

どうすることも出来ないので、採寸をやめて帰ることに。

 

お店をあとに去ろうとしたタイミングで、オーナー登場。

 

ダリ―!!!!

 

ダリが笑顔で「HOLA!」と挨拶するのをかぶせる勢いで、「閉店て聞いてませんけど!?」と私。

閉店は2日前に決まったらしく、「ごめんね…」と言われました。

 

きっと閉店で一番悲しいのはオーナーであるダリ本人ですよね。

 

それ以上責めることも聞くこともできず、出会いに感謝の気持ちだけ伝えました。

 

展示プラン終了のお知らせ

急な閉店により、私の初めてやれるかもしれなかったカフェ展示はキャンセルとなりました。

 

メキシコだから絶対何かハプニングは起きるはず、とは思っていたんです。

 

カフェ展示期間の変更とか、オーナーと連絡が取れないとか、色々事前に予想はしていました。でも、まさか閉店なんて…。そこまでは予測つきませんよね!

 

嬉しくて宣伝しちゃったインスタで、キャンセルのお知らせをして、終了。

こうして、あっけなく終わったのです。

 

ショックというか、「メキシコは何でも起こるなぁ」と逆に関心しました。

ダリは可哀想ですけどね。

 

まとめ

簡単にまとめると

長文にお付き合いくださりありがとうございました。

◆日本でのカフェ展示

→メキシコ移住してまたやりたくなる

→可愛いカフェ発見

→展示お願い

→オーナーダリ登場

→展示決定

→突然の閉店によりキャンセル

という、流れでした。

 

まだまだ続きます!

ここでカフェ展示の道が途絶えたわけではありません。

この一連の流れを知った友人のご縁のおかげで、新たなカフェと出会うことが出来たのです。

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カフェの可愛い看板

次回は成功への道に続きますから!

引き続きご覧になってくださったら嬉しいです。

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