アモールとあや 4コマ漫画英語版
Tabi Tabi TOYO 2021年07月発行
LINK
◆次号 (8月号)
◆前号 (6月号)
あとがき
メキシコ情報誌 「Tabi Tabi TOYO」さまにてコラム連載させていただいている4コマ漫画。
これは、私のメキシコ生活を基に描いています。
ノンフィクションよりのフィクションです。(?)
この7月号の漫画は、描写も状況もかなり忠実に描きました。
メキシコ人の多くは、辛い物を食べ慣れています。
タコスにかけるサルサやチラキレスのソースにはチレが使われているので、多少の辛さは平気!
そんな彼らが「これは少し辛いな」と言うときは、結構辛いのです。
メキシコに移住したばかりの頃、メキシコ人に「少しだけ辛い」と言われた時は、「辛いものは、私も好きだし食べられるだろう!」と思っていたんです。
感覚の違いを甘く見ていたんですよね。
そうして、何も考えず大口でパクっと食べたときは、びっくりしましたよ。
「少しどころじゃないじゃん!!」って。
私の辛い物好きのレベルは本当に低かったんだな。
いや、メキシコ人のレベルが高すぎなんだ!
「少し」の感覚の違いは、辛さレベルだけではありません。
メキシコ人の友人にレシピを聞いたときに、彼女は「お砂糖を少し入れる」と言いました。
スペイン語で「Poquito」(ポキート =少し) と。
「少し」ってどのくらいと思います?
少々だと、親指とひとさし指でつまんでふりかける程度。少しなら、小さじ1、多くても多さじ1程度を想像する人が多いと思います。
私にスペイン語の正確なルールはわかりませんが、私は小さじ1~2程度を想像しました。
しかし、私の予想に反して彼女は容器にお砂糖をざざーっと大胆に入れたのです!
私は思わず止めましたよ。
「それは少しじゃなくて、カップで表現するレベルじゃない!?」と。
彼女も私も爆笑です。
感覚の違いって面白いですよね!
お砂糖の量に関しては、日本人の方が健康的で良いなと思いました。(笑)
読者の皆さんも、海外の人に「少し」と言われた時は、気をつけてくださいね!
4コマ漫画日本語版は、Tabi Tabi TOYOに掲載していただいております。
ご覧になっていただけましたら、嬉しいです!