【アモールとあや Amor and Aya】
040 プロポーズ中の現実 -Reality during marriage proposal
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あとがき Afterword in Jpn
先にお伝えしておきます。
人の真剣な想いにつっこみ入れるのはどうかと思うので、補足しておきますと、これは婚約後にアルさんに伝えてあるので大丈夫です!
一緒にあとで良い思い出になっているので心配しないでくださいね!
メキシコ人のアルさんが日本語で一生懸命にプロポーズしてくれました。
出会ったときのことや気持ちを織り交ぜて。
がんばって覚えたんだなと、それだけて誠実さが伝わってきました。
…それにしても長―!!
私の涙も止まりそうになりましたよ。
私がプロポーズ中に感じたのは誠実さと、スピーチの長さでした。
長ったので他にも浮かんだことがあります。
それは「あれ、いつ婚約指輪買ったんだ?」ということ。
付き合って少し経った頃に、
私はアルさんに言いました、「メキシコに帰国してから、私たちの将来を考えてね。」と。
彼が誠実な人だということは分かっていたので、結婚するか別れるかは彼に委ねようと思い、そう伝えました。彼がメキシコに帰国してから別々の道を歩みたいと思ったら、それに従おうという気持ちでいました。
第六感的に彼との結婚は見えていましたが、でも別れを決断しても受け入れようという、不思議な感覚があったんです。
私は、それくらい信頼して真面目に話し、彼も「わかった。ありがとう。」と受け入れてくれました。
それなのに!
今、アルさんは私の目の前で指輪を見せプロポーズをしておる…
この人、あの時の私の話を無視して指輪買いに行ったな?!
婚約指輪のオーダーや受け取り期間を考えたら、同じくらいのタイミング…。
プロポーズ中に、私は彼を疑いましたよ。笑
後日聞いたら、付き合って間もなくプロポーズを決めていたらしいです。
ですので、私が話したときには、すでに「いや、婚約するし。指輪オーダーしたし。」と心の中で思っていたようです。
お付き合いが始まってすぐに、私が「結婚する気がする…」と予感していた頃には、アルさんも同じく「プロポーズしよう」と思っていたようです。
スピード婚ってこんな感じで進んでいくんだなと身をもって体験しました!
次回のエピソードは、今回のつづきで、プロポーズ中に思ったことを描いています。
スピーチ長かったので、まだ考えていたことがあったんです。笑
次回もぜひご覧ください!