【アモールとあや Amor and Aya】
027 傷ついたときは -When I got hurt.
漫画リンク Menga's Link
★Next (第28話)!
★Previous (第26話)!
あとがき Afterword in Jpn
デジタルでのエッセイ漫画になってから2話目です。
やっぱり今振り返ると、現在の画風と違う!
我ながらスキルの向上を感じます!良い事!
今回は前回に引き続き高野山エピソードです。
高野山の散策は電動自転車がおすすめ!レンタル出来て、一日で色々なお寺を巡れますので便利です。
そんな快適にお寺巡りをしていた途中、かなり無様に段差で滑りました。
彼の前で自転車でこけるってなかなか恥ずかしいですよね。
でもアルさんは、ハグをしてくれました。
かっこつけるわけでもなく!
自然に!
優しさしかない!
「メキシコ人の男性ってピュアであたたかいんだなぁ…」と思いました。
(全員が良い奴ではないってことも知っていますが。笑)
こうして自然にハグをしてくれる関係って素敵ですよね。
なぜハグにこんなに感動したかと言いますと、私、自転車通勤時代、一度帰り道で自転車ごと横転しちゃったことがあったんです。
人通りの多い道でこけてしまい、すごく恥ずかしかったんです。
ちょうど私の横を通り過ぎようとしていたサラリーマン二人が「わっ!」と小さめの声を出したのですが、その後、静かに素通りです。
他の人も誰も何も言ってくれませんでした。
「大丈夫ですか?」くらいあっても良くない?
シャイなの?排他的社会なの?
とにかく「なんて冷たい日本人たち」と思いました。
また、雪の日に信号待ちをしていたとき(危険でしたので自転車ではなく電車通勤です)、私の少し後ろで自転車を滑らしてこけてしまった男性がいました。
周囲のサラリーマンやOL、全員無視です。
その光景に悲しくなり、私は歩いてその男性の方へ行き、自転車を起こすのを手伝いました。雪の日に自転車って大変ですからね。
こんな冷たいの私が住んでいたところだけなんだろうか。
都会はもっと他人に興味ないんだろうな…。
それだけ皆、仕事に疲れているってことなのかもしれませんね。
というわけで、ハグをしてもらった時に人一倍感動したのでした。
私もあたたかい人間でいられるようがんばろう。