先週末、食べ物に当たってしまいました。思い返せば、この激痛2年半ぶり。
久しぶりのこの痛み…!
懐かしみつつ二日間腹痛に耐えておりました。今は処方してもらった薬が効いて元気です!
私の体験をふまえて、メキシコはじめ海外での食中毒に関する気をつけることを紹介します。
私の食中毒歴
なんて嫌な見出しw
メキシコに来てから、私は3回当たりました!その時、何を食べたか…
①回目:初メキシコ
→シーフード (お刺身)
②回目:ご近所の屋台
→タコスの付け合わせ
③回目:先週
→たぶん揚げパン
3度とも全て「たぶん」です。腹痛になる1~2日前に食べたもので、夫が食べてなくて私が食べたものから考えたらこうなりました。
特に2年半ぶり、3度目の食あたりは、一番よく分かりませんでした。
夫とほぼ毎日同じものを食べているのに?屋台にも行っていないのに?? 夫は大丈夫で私だけ激痛、なぜ!?
唯一違ったものは、お店で注文したパンでした。その場で作ってくれるやつで、私だけチキンとチーズが入ったパンを注文したんです。ヘルシーなものを予想していたのですが、実際は揚げたようなけっこうオイリーなパンでした。
おそらく、使った油が古かった、または使い回しのものだったんじゃないかな…。
海外あるある腹痛
あまり衛生的に綺麗とは言えない国へ行き、お腹をこわしてしまった人も多いと思います。
メキシコも例外ではありません。
軽い腹痛なら、出すもの出して(便をね)w スッキリするまで耐えれば大丈夫かと。
辛いモノを食べすぎてお腹が炎症気味になったとか、ちょっと悪いものを食べてしまったとか。
海外旅行から戻った同僚が数日間腹痛を戦いながら仕事してたなぁ…。カレーの食べすぎだと思おう。市販の薬で回復していました。
激痛はまじで辛いです!
立てれないくらいのあります。
私の場合は、一定時間おきに数秒間キューっとお腹が痛くなるものでした。
5秒間くらいキューっと胃が締まる感じがして激痛。うずくまって耐えるしかありません。そのあと、解放されるように胃が元の状態にもどり、痛みもなくなります。
それを1日中ずーっと繰り返すので、トイレ以外はベッドから離れられなかったです!
1度目と2度目は下痢でした。(すみません)
3度目はそれに加え、風邪の前のような身体の節々の痛みもありました。
私以外の人で聞いた症状は、お腹の痛みが同じ感じで、下痢と嘔吐。発熱もあった人もいました。
ちなみに、食べ物で腹痛になるのは、渡航した日本人だけではありません。メキシコに来た外国人もよくなっていますし、メキシコ人もありますから!
現地人であるメキシコ人までもそうなるなら、もう仕方ないやってなりません?
私はなんとなく心強かったです(笑)
食中毒になったら
私の経験から書かせていただきます。
お薬ってすごい
症状がひどい人、
とにかく病院へ!!
私は腹痛が激痛のとき、病院へ行かず、「1日乗り越えたら良くなるんじゃないか?」って痛みに耐えながらも結構ポジティブな気持ちでいました。
デトックスしちゃえばいける☆ってね。
でも実際はそうはいかなかった。ただただ体力と時間を奪われただけでした!
食中毒の薬は薬局で買えるのですが、処方箋が必要です。
病院でドクターに処方箋を書いてもらい、それを持って薬局に行きます。(昔はその薬も処方箋無しで買えたそうですが、今はダメらしい。)
薬は強いので、胃薬も一緒に処方してもらう方が良いです。
私は1度目の食中毒のときはドクターが書いてくれました。3度目は書いてなかったので、胃薬も一緒い飲んで大丈夫か確認しました。
薬を飲んだら、1~2日で痛みとほぼサヨナラ。
例えば10分毎に来ていた数秒間の激痛が、1回の薬だけで激痛が来るのが1時間に1度だけに!2回目で2時間おきに!
このような感じで大丈夫な時間がどんどん長くなり、やがて回復していきました。
ドクターには5日間と言われ飲みましたが、私は痛みは薬を飲んで2日目で痛みはほぼゼロでした!
早く飲めば良かったー!
回復中に大切な事
診察でドクターにアドバイスをもらったことをシェアします。
※私の症状に合わせてのことだと思います、読者さんも自分に合う合わないを判断しながら、参考にしてみてください。
1. 水分補給をしっかりと!
下痢や嘔吐で、脱水症状になりかねません。水分はしっかり取りましょう!
ポカリスエットのような健康飲料で水分補給するのもおすすめです。
2. とはいえ、摂り過ぎに注意
先日の診察でドクターが「水分補給飲料はおすすめだけど、そればかりをいっぱい飲むのは気をつけてね」と。塩分量の問題や、水分の摂り過ぎで逆に下痢にもなっちゃうかららしいです。
飲むとしても、お水1L・水分補給飲料1Lくらいにしましょう。
3. 食べて!
激痛でそれどころじゃないんですが… 何か食べて!
私は1日ひとり痛みに耐えたとき、痛すぎて食欲もなくほとんど食べなかったんです。そしたら、貧血気味になりフラフラの状態でした。
ゼリーでも良いから、今の状態でも食べれられる、お腹に優しいものを食べましょう。とドクターに言われました。
4. 油っこい食事はNG
体調が復活するまでは、油っこい食事は控えましょう。
痛くて食べれないってね。でも、痛みが和らいだ後もしばらくは控えた方がお腹のためです。
控えた方が良い食べ物:
・揚げ物 ・辛いもの ・消化に悪いもの
おすすめな食べ物:
・野菜スープ ・おかゆ ・りんご※
※フルーツは、ドクターはOKと言っていましたが、NGだという記事も見ました。私の持論ですが、りんごは腸に優しいフルーツと言われているので大丈夫かと。私は食欲がない時、りんごに助けられました!w
知っておくと便利なスペイン語
食中毒はスペイン語で Intoxicación alimentadaと言うそうですが、私の診察ではそう言われなかったです。
Infección (インフェクシオン =感染) とドクターから言われました。
「菌に感染した」という意味で。
ドクターは私の食べた物や症状を聞きながら、お腹をポンポンポーン触って、
「うん、インフェクシオン。」それだけ!(笑)
診察でよく使われる単語はこちらです:
infección =感染
inflamación =炎症
diarrea =下痢
vómito =嘔吐
dolor =痛み
食中毒にならないために
ここまで、食中毒になったら時の対処法を書きましたが、そもそもなりたくないですよね!
注意すべきことを紹介します。
当たり前じゃんっと思う内容かもしれないですが、気をつけるだけでだいぶリスク回避出来るはず!
私はもう3回なっていますが… 2年半に1度だったら少ない方かも!
1. 水は飲用水を!
水道水は絶対飲まないでください。きったないですから!
お店で提供される水はほぼ飲用水だと思いますが、不安な方はコップのお水を注文するのではなく、ペットボトル (Agua Cielなど) を注文してください。どのお店でもペットボトルありますからね。
2. 生野菜に気をつけて
これは本当に気をつけた方が良いです!サラダで当たる人、結構いらっしゃいます。
特に葉野菜を自宅で食べる場合は、消毒してきれいに洗いましょう。消毒液はスーパーで売っています。よく野菜コーナーに置いてあります。
レストランのサラダは大丈夫だとは思うのですが… 「あ、このお店なんか汚そう」と思ったらやめておいた方が良いです!そう思って食べたら、当たってしまった友人もいます。
ちなみに私は、メキシコシティの焼肉屋さんでサンチェを頼んだ時、そのサンチェに小さな虫が数匹いました…。食べませんでした、いや、食べれませんでした。危なすぎる!
3. 油の使いまわしはダメ
これはレストランや屋台へ行ったときの注意点です。中華料理屋さんで、おそらく油が古くて、それに当たってしまった友人がいます。
でもさ、これ。
気を付けようがないですよね (^^;)
見分けがつかないですもん。お店に「オイル、新しいですよね?」と聞くわけにもいきませんし(笑) ほんと、店内の雰囲気と清潔感で判断するしかないです。
4. 清潔な手で食べましょう
もはや常識中の常識ですね!自分の手に菌がある場合もありますからね。食べる前に何かに触れて汚いこともありますから。
食事の前に手洗い消毒を!
最後に
今回は、メキシコで食中毒にならないために気をつけること、食中毒になった場合の対処法を紹介しました。
もう3回もなると慣れたもんですよ。「痛い!やだー久しぶり!」と懐かしみ、「何食べたっけな…?」と冷静に振り返りますからね。
3度目は本当に何の食べ物がダメだったかもわからないほど、気をつけていたのに。なってしまったも、へこまずに。すぐに対処するしかありません。
皆さんもお気をつけくださいね!