今日は私がメキシコに移住して3つ目のお家で体験した、不思議な出来事を書きます。
愛のあるような不思議な出来事…いや、やっぱり怖い!心に留めておくより外に出して浄化したいと思います。
悪い出来事ではないので安心してご覧ください!
この家の"気"が気になる
私は霊感は全然ありません、きっと。
金縛りは何度もありますがきっと筋肉疲労とかだと思っています。そして一度、深夜に目を覚ましたら知らない男性が立っていましたが、それも寝ぼけていたんだと思います。
心霊系だったのかなぁ… いや、あれは確信が持てない。
やっぱり霊感は無いんだと思います。
ただ、メキシコに移住してから「気」というものが気になるようになりました。
気が気になるって微妙なダジャレようですがw
何ていうですかね、見えないパワーのようなオーラのような。自分の気と合うか合わないかをよく考えるようになりました。
メキシコで新たな力が身に付いたのか、私!??
そしてこのお家です。
去年この家に引っ越してきました。住み始めてもうすぐ1年になります。
素敵な家なんです。虫が多いことと水回りのトラブルを無視すれば(笑) まぁ、メキシコなんで仕方ない。
家の広さやデザインは夫も私も気に入っています。
…なのに、何かが合わない。
何かソワソワする!
いや~な気が私の周りにある気分なんです。
でも確信は持てないのでそれもモヤモヤします。私に霊感とかがあれば断言出来るんですけどね!大嫌いな虫のせいかもしれない、水回りトラブルのせいかもしれない、これまでの蓄積されたストレスのせいかもしれない。
そして、気が合わない気がしているものの、大きな悪いことは起きていない。
この家に来て、騒音トラブルから離れ心は落ち着いてきているし、夫婦仲も最近良いんです。
ですので、良いとも悪いとも言えない状況です。
とりあえず自分で浄化を最近しています。
ある朝、夫が出勤した時
そんな家に住み始めてから数か月経った11月のある朝。
夫アルさんがいつものように朝早く出勤し、玄関先で「いってらっしゃーい」と見送りました。
そこから私は一人です。
私はソファに腰かけ、眠いなぁと思っていました。
「朝早いからもう少し寝ちゃおうかな」とぼんやり寝転ぼうかとした矢先、夫アルさんが家に戻ってきました。
アルさんが家に入り、私がいるソファの横を通り過ぎ、テレビ台へ。
私:(スマホを忘れて取りに来たんだな…。)
スマホを持っていくのを忘れて取りに戻って来ることは時々あります。この日も忘れたことにすぐ気が付いて戻ってきたんだなと思いました。
しかし、今回は私は直感で思ったんです。
私:(アルさんを見てはいけない…)
私は目を薄めに開けてうっすらとアルさんの後ろ姿を見ながら、寝ているフリをしていました。
テレビ台前で背を向けていた夫アルさん。スマホを取ったのか、そのあと私のソファに向かって歩いてきました。
私:(こっちに向かってきた…!)
私は寝ぼけているフリをしたまま薄目でアルさんが向かってくるのを見ていました。表情は見えていません。
そしてアルさんがソファの背もたれ側に立ち、顔を私の方に近づけてきました。いつもなら笑顔で私も会話するところが、怖さもあり目は開けられないまま!
私:(アルさんが近づいてきた…)
そして、アルさん顔をさらに近づけて、私のおでこにキス。
私:(キスーー!)
メキシコ人の夫ならよくある話。去り際にキス。
のろけかーい!と私もツッコミたいところです(笑)
ただ、この時は私はアルさんを"見てはいけない"と思っていたので、キスは予想外でびっくりしました。
おでこのキス、優しっ!(笑)
ここでやっと私は目の前にいるアルさんに安心し、アルさんの手を握りました。
私:アルさん、ありがとうー。
手を握りながら「ありがとう」を何度か言いました。
私はまだ目を薄っすらと開けたまま。安心はしていたものの、なぜか見てはいけない気持ちだけは続いていました。
ただ、あたたかい気持ちではありました。
その後、アルさんは玄関へ歩いて行き、また出勤していきました。
私はアルさんの背を見つめ、出勤していったことに安心、そのままソファで眠ってしまいました。
お昼のメッセージ
早朝の出来事は不思議だったなぁーと思い、仕事中のアルさんがランチタイムの時にWhatsAppでメッセージを送りました。
メッセージのやりとりは英語×日本語でしたが、内容はこんな感じ:
私:アルさん、今朝、一度お家に戻ってきた? 実は怖かったんだ。Te amo.
(Te amo (=Love you)でごまかす手法w)
夫:わー!戻ってないよ。
私:本当!?きゃーーー!スマホ取りに戻って来てない?おでこにキスしたよね!?
夫:いいや、してないよ!
私:キャー!今夜説明するね!アルさん、今日帰宅する時気をつけてね。
夫:わかった!ありがとう!
そう、夫は今朝一度も家に戻ってきていなかったんです!!メッセージでそのことを知り、ふるえました。
ぼんやり夫の影を見ただけなら、私も信じません。きっと私、本当に寝ぼけていたのかなって。しかし、あの "見てはいけない" 気持ちとキスの感触と手を握った感じは実際にあったと思います。
ずっと薄目でしたので、夫はぼんやり影のような感じ…。
あれは何だったのでしょう。
怖さと温かさが混ざった不思議な体験でした。
この時に見た夫のことを「フェイク アモール」と呼んでいます。
ニセモノのパートナー。
それ以来、何か不思議な予感がした時には「フェイク アモールだ!」と叫んでいます(笑)
最後に
長文にお付き合いくださりありがとうございました。
あの日は夫の安全を心配しましたが、無事に仕事から帰宅して安心しました。
普通の平穏な日常で良かった!
本記事を書くにあたり、あの不思議な出来事はいつだったか日付を確認しました。WhatsAppで夫とのメッセージのやりとりを。
日付は11月4日でした。メキシコ祝祭死者の日の二日後… 夫の実家で不思議な体験した週末からのこの出来事でした。
こわー!!